1976年、京都大学の先生が研究していた論文について、ご紹介致します。
まだ、ケイ素の有効性が認知されていなかった時代に、このような研究をされていたことに、驚きと賞賛の言葉をお送りしたいと思い掲載
させていただきました。

植物の養分として、ケイ素(シリカ)が必要にであることは、1862年に、Sacksによって、提起されていたそうです。
これを受けて、この論文においては、植物に対して、ケイ素を不足させた場合と、ケイ素を十分に与えた場合での比較実験
などを行っています。
その結果、図に表す通り、ケイ素が不足した場合と、ケイ素が十分に与えられた場合に、発育の度合いに大きな差が認められています。

引用:ケイ素の比較植物栄養学的研究について(1976年)三宅晴人先生(京都大学学位論文より)