シリカの重要性

シリカ(ケイ素)は全ての臓器、器官を構成するのに必要とされるミネラル成分であり、体の中でとても大切です。

シリカ(ケイ素)は全ての臓器、器官を構成するのに必要とされる元素です。
珪素という漢字の中の「王」という部位からも、シリカ(ケイ素:珪素)がミネラルの王様(土の王様)と言われる所以も推測ができます。

シリカ(ケイ素:珪素)が含まれている体の部位
目・骨・胸腺・神経・皮膚・歯、爪・毛・膵臓・脾臓・肺臓・胃腸・筋肉・脳・心臓・肝臓・腎臓・血管・肝臓・内蔵六腑・血液・リンパ腺……など
すべての臓器にシリカ(ケイ素)が含まれています

そして、その中でも、特に多く、シリカが含まれているのが、血管、皮膚、骨、爪、毛髪であり、シリカ不足がでやすい部位となっております。

ケイ素(シリカ)とは

    ケイ素は、シリカやシリコンとも呼ばれており、元素記号Si、原子番号は14、地球上で2番目に多いミネラルです。
    厳密にいうと「シリカ」とはケイ素と酸素の結合を含む「二酸化ケイ素」(SiO2)のことで、シリカとケイ素は同じではありません。
    二酸化ケイ素 (SiO₂) が結晶してできた鉱物には石英があります。

    このケイ素と酸素の化合物、つまりシリカは、そのままでは体に吸収されることはありません。ケイ素を人の体に効率よく吸収させるにはSiO2(個体)の状態からSiO4(液体)の状態にしなければなりません。


シリカの役割

シリカ(ケイ素)のミネラル成分は、体内で大変重要な役割を果たします。

 

シリカは、体内で大変重要な役割を果たします。

主な役割は、
・しなやかな血管つくり
・しなやかな骨&軟骨つくり
・生活習慣病対策
(血糖値対策、血圧対策、腸内環境正常化)
・コラーゲンを束ねる役割
・アレルギー対策(抗酸化作用)
となります。

しなやかな血管つくり

  • シリカは動脈の壁の弾力性(血管の弾力性)を維持する働きをしており、コレステロールが血管に付着することを防いで血管が硬くなるのを予防すると考えられています。
    血管の弾力は、血圧や血の巡りをよする為には、とても大切なことです。
しなやかな骨&軟骨つくり

  • シリカはカルシウムを運搬し、骨の中のミネラル形成を促進させると言われています。そして、軟骨の強さや骨密度と深い関連性ががあると言われています。
  • 「フラミンガム子孫研究」(Framingham Offspring Study)では、「シリカが骨密度に及ぼす影響は、カルシウムよりも大きい」ことが確認できています。
生活習慣病対策(血糖値対策、血圧対策、腸内環境正常化)

  • シリカは、インスリンとレセプターが合いやすいようにすることで、糖が細胞に取り込まれやすくなり、血糖対策に役立つとされています。
  • 血管壁に付着したコレステロールや過酸化脂質を除去することで血流が改善され、体のすみずみまで栄養成分を届けてくれるといわれています。
  • 腎機能が向上することで、過剰塩分を排出してくれることなどから、血圧対策に役立つとされています。
  • また、腸内フローラを正常化する働きもあるとされています。
コラーゲンを束ねる役割(お肌ぷるぷる)

  • お肌が弾力やハリを失うと、たるみやしわの原因となってしまいます。シリカは、コラーゲンを束ねて結束を強くする働き(線維芽細胞を活性化)があるとされており、結果としてお肌にハリや弾力を与えるたり、潤いを与えてくれる。
  • シリカは、髪や爪の形成にも深く関わっています。「バサバサしていて、潤いが少ない毛髪」や「われやすくもろい爪」は、老化が比較的顕著にあわわれる現象です。これらの原因のひとつが、実はシリカ不足が原因で起こっていることも考えらます。
  • シリカは、関節を組み立てている骨・軟骨・靭帯・腱にも大切な役割を果たしています。関節が動かしにくくなるのは、シリカと深いかかわりを持つコラーゲンの不足が原因の可能性も指摘されています。
  • シリカは、それ以外にも、アキレス腱、歯などにも弾力を与えてくれると考えられてます。
アレルギー対策(抗酸化作用)

  • シリカは、細胞(ミトコンドリア)を強化し、肝臓など有害物質を処理する臓器や器官の機能を強化し、アレルギー発生を抑制すると働きがあると言われている。

 


シリカの体内からの減少

シリカ(ケイ素:珪素)は体内で作る事ができず、年々、体から減っていきます

 

シリカは体内で作る事ができず、年々、体から減っていきます。
若い時は自分の体の中のシリカが十分機能を果たしてくれますが、30代ぐらいからシリカが不足してくると考えられています。
また、生活スタイルや体のつくり等によって不足度合いも違っていると考えられています。

【若い時】
・自分の体の中のシリカが補給してくれる。
【年齢を重なると】
・シリカが、不足してくる。
・生活スタイル等によって不足度合いも違う。

シリカ不足がもたらす影響

シリカ不足(ケイ素不足、珪素不足)がもたらす体への影響に注意しましょう

シリカ不足がもたらす体への影響に注意しましょう。
主に、「コラーゲンの生成力 低下(外見)」「免疫力・代謝 低下(内面)」に分けられます。

コラーゲンの生成力 低下

皮膚がたるむ

骨が弱くなる

爪が割れやすい

髪が抜けやすい

免疫力・代謝 低下

腸内環境の悪化

血糖値の上昇

血圧の上昇

アレルギーがでやすくなる


シリカ不足チェック

その不調、シリカ不足(ケイ素不足、珪素不足)を疑ってみましょう

その不調、シリカ不足を疑ってみましょう。
体感として日々感じる体の不調のチェックを行ったり、科学的に体内のシリカ含有量(珪素含有量、ケイ素含有量)を計測することによって、シリカが不足していないかをチェックしてみましょう。

体の外の不調チェック
骨、関節、血管、皮膚、毛髪、 歯、爪に関係する部分の不調がないか?
  • 爪が割れやすい
  • 動脈硬化の進行
  • 皮膚がたるむ
  • 髪が抜けやすい
  • 貧血
  • 筋肉の硬化
  • めまい
  • 骨密度低下
  • 肌荒れ
  • 便秘
体の中の不調チェック
免疫力・代謝 に関係する不調がないか?
  • 高めの血糖値
  • 高めの血圧
  • アレルギー
  • 代謝力低下
  • 息切れ
  • イライラ
  • 動悸
  • 無気力
  • 集中力の欠如
  • むくみ
  • 発育不全
科学的チェック
オリゴスキャンという方法を使えば、ある程度正確なシリカの含有量の測定ができます。

そして、食事やサプリメントでシリカを補給したり、日々の生活を見直したりすることによって、自分自身の体を検証してみましょう。

食事やサプリメントによるシリカ補給&検証
生活スタイルの見直し

シリカと食品の関係

食品による摂取の場合、シリカの吸収率が悪くなっています

成人1人あたりのシリカの消耗量は、1日10mg~40mgと言われています。
シリカ不足が疑われる場合、日々の食事から積極的に摂取することによって補うのもひとつの考え方です。
しかしながら、ケイ素は溶けにくい(吸収されにくい)性質があり、現代社会のミネラル吸収を阻害する様々な要因から、食事からのシリカ摂取は、非常に難しくなっているのも事実です。

シリカを多く含む食品

穀類

含有量(mg)

  • からす麦600
  • きび500
  • 大麦233

魚介・海藻類

含有量(mg)

  • あお海苔62
  • ひじき10
  • あさり佃煮10

野菜類

含有量(mg)

  • じゃがいも200
  • 赤カブ21
  • アスパラガス18

シリカ(ケイ素:珪素)の吸収率が悪い理由

1.溶けにくい性質
シリカの溶けにくいという性質から、吸収率は非常に低いと考えられています。
例)必要摂取量:わかめの場合、バケツ3杯分/1日
2.ミネラル吸収の阻害
現代の生活環境が、必須ミネラルの吸収を強力に阻害していることにより、シリカの吸収率をさらに悪くしていると考えられます。
例)農薬、加工物、貧よくな土壌
例)むかしは米を白く加工せず、豊富なミネラルのまま食していた

サプリメントによるシリカの摂取

サプリメントでのシリカ補給(ケイ素補給、珪素補給)が有効です

「シリカ」は人間にとって重要な必須ミネラルでありながら、 体内では作られず、食事による吸収も難しい栄養成分です。
しかし、何らかの方法でシリカを補給し続けなければなりません。シリカをサプリメントなどで人工的に摂取することがとても重要だと考えられます。
ケイ素商品を選ぶ際にポイントもいくつかあるので、これらに注意しながら自分に合うケイ素商品を選びましょう。

シリカの種類
植物性シリカ
鉱物性シリカ
品質
シリカ濃度は高いか?
特許技術の有無
摂取の安全性
最終成果物における農薬などの有害物質検査有無
開発の歴史
提供状態
シリカ水、シリカ濃縮液、ジュレ、粉末、タブレット、グミ
(液体が最も人体への吸収率が高い)
メーカーの技術力、サポート力
研究開発チームが存在しているか?
医師との連携ができているか?
価格
経済力に応じた低価格商品から高価格商品
(1日あたりのコストを計算し、そのコストが継続できるか?)

必須ミネラルとしてのシリカ
身体の皮膚、髪、骨などに含まれる必須ミネラルとしてのシリカ(ケイ酸化合物)は、水溶性のものであり、鉱物由来の不溶性シリカとは異なります。
シリカはケイ酸などの水溶性シリカの形で食物などから吸収されます。